遊牧民の白い日記帳

THE BACK HORNファンのブログ。

カルペディエム/リスナーノーツ

とうとう来ましたね。ニューアルバム。
メンバーの皆さんの熱い想いをひしひし感じていたので期待値がガンガンに上がっていました。
「とにかく聴いてほしい!今の俺らを。気持ちを。」
そう言われているようでした。

もう迷わない。
バックホーンが持つまっすぐさにまた撃ち抜かれます。

私は彼らが嘘を言う人間に思えないんですよ。
実際、数年前から「いつやめるか分からない」と何度も言っているのを目にしました。
それが本当の気持ちだったんでしょう。
口先だけで「ファンのみんなのために、いつもオレラハココニイルヨ!」って言える人たちじゃないんですよね。
本気で「続けられるか分からない。」って思っていたんだと思います。
ライブを重ねて、生活を重ねて、「いや、続けたい。やっぱり続けたい。」って思ってくれたんじゃないでしょうか。
私は彼らの「やめるかも」発言に毎回心を痛めていたし、落ち込んでました。本当に毎回。
いつか会えなくなるんだと分からなくちゃいけなかったのに、頭が拒否していました。
そんなことは信じられない。
死と一緒ですね。
いつか来る、お別れ。
死をいつも感じること。メメントモリとも言いますね。
カルペディエムはその反対語のように彼らは採用したようです。

徹底的に、今在る生を掴んで欲しい。
カルペディエム
いつか来る別れを忘れるくらい、今を一緒に感じたい。
ファンからも伝えたい。
ずっと一緒に活きていこう。


長くなりましたが、タイトルに関してはこんな感じです。本当に長い。


全曲さらっと書いていきたいです。

1、心臓が止まるまでは
カルペディエムの由来にも繋がっていくようなタイトル、曲。
不器用だから、実直だから遠回りも厭わない彼らにしては珍しいストレートさ。
そういう姿勢に想いの強さを感じます。
曲調も、「らしい」アツさもあるのに、新しさも含んでいて、上がらざるを得ない。
なぜかラーメン🍜🍥を思い出す。笑

2、金輪際
これね、私今回一番好きです。
栄純さんまた新しいところに到達したなと。
「太陽の中の生活」の時も、「明るい表現ができるようになってよかったなぁ…。」としみじみ思っていたけど、今回もそう思いました。
前だったら同じ主題だったら混沌としていて暗い曲調だったと思うんですよ。
前で言う「墓石フィーバー」ではないかな?
まだまだたくさんつらいこともあるのかもしれないですけど、突き抜けたテンションで巻き込めるようになったのなら状況はすごくよくなっている。
よかった。ちぐはぐで好きです。
私もつらい時笑い飛ばす癖あるんで、テンションはよく分かりますね。


めちゃくちゃ長くなりそうなので今日はここまで。笑

少しずつ書きます。✏️